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俺は正義感の強い人間である。
と自ら言ってしまえる位に単純な人間でもある。
ただ、こういう精神の部分ってのはシンプルにすべきだと思う。
こういう所を下手なテクニックでごまかすと、精神というものはどこまででも堕ちていくからだ。
とあるルートを通じて俺の手に渡った一本のクリーム。
ニューウエイズジャパンのアリビエートというものだ。
説明書きには、
<マッサージクリーム>
スポーツの後の肌にひんやりとした爽快感を与え、またスポーツ前のウォーミングアップ時や、肩や足などリラックスしたい時にもご使用いただけます。
こうある。
ネットで調べてみると50mlの小さいチューブが¥1428もする!
こんな値段ってことは何か凄いもんでも入ってんの?
と裏書を見るもメントールなどの肌に刺激を与える成分と、発汗を促すトウガラシ果実エキス、保湿成分のセイヨウシロヤナギ樹皮エキスなど。
もちろんマッサージクリームと銘打ってあり、名称と成分は同一のものである。
しかしネットにも多くあるが、これを薦める時の常套句として、
筋肉痛の軽減、膝・腰・肩・ヒジの痛み軽減、メントール等の涼感成分によるリラックス、長く使っても肌荒れしない成分、などなど。
まぁねずみ講に本気で突っ込むなよ、と言われるだろうが、俺は本気で許せない。
まず第一に、こういった商品の感想・説明がユーザーによるものであるということ。
ニューウエイズジャパンとしては製品の裏書以上の事を言ってはいない。
しかし販売者はねずみ講の構成員である、つまりユーザーと見せかけて会社側の人間でもある、という騙しのテクニックを駆使しているんだ。
ネットにしても販売者だか、ただの使用者ブロガーだか判らない書き方が多い。
こういう手口は簡単に出来あがるものではなく、ねずみ講の講習やらセミナーで広がるものだ。
「説明会に来ない?」「ちょっと話しだけ聞きにおいでよ!」こういった手段は古典的な手口であり、今でも勧誘のセオリーとして使われ続けている。
そういう場所で非公開に商品説明が行われ、それが洗脳や売るための手段として構成員に伝わる。
そうした情報は個人・友人間の口コミとして下位の構成員に伝わり、商品を売る手段となるわけだ。
しかしコレらの情報は最初から、ねずみ講会社の販売戦略である事を忘れてはいけない。
彼らは自分が儲けるためのに、自分が美味しい思いをする為だけに、商品を褒め薦めるのである。
人の情をずる賢く利用してまで儲けようとする腐った心を俺は許せない。
こういったクソインチキを、
ねずみ講では無い、
マルチでは無い、
違法性は無い、
悪いとは思っていない、
認識の違いだから、
と言い切る人格破綻したバカを許せない。
第二に成分と価格の問題だ。
¥1400もする筋疲労回復に使うクリームというものはフェイタスゲル50g(¥1500)がある。
もちろん希望小売価格だから、俺のフェイバリット「フェイタスチック」53g(¥1750)も、薬局だと¥1400台で買える。
このフェイタスなんかはフェルビナクが入っている第二類医薬品、医療効果も折り紙つきで値段も相応だと言えるんだ。
なぜ医薬品が高いかは賢明な読者諸氏なら判るよな、認可と開発に金がかかるからだ。
医薬品でもないマッサージクリームに高額な価格を付ける。
これこそねずみ講の儲かる理由であり、公に認知される売り方の出来ない証拠でもある。
俺たち消費者は同じモノを少しでも安く買おうとするのであって、同じ商品棚に置かれても比較対照するだけのスペックの無い商品には見向きもしないのだ。
このねずみ講クリームを今の価格で売りたいのなら、フェルビナクを1%でも入れてからにしてくれ。
最後に効果である。
上で話したように俺はフェルビナク入りの消炎クリームを使っている。
第一種医薬品のジクロテクトなんかが新しく出ているが、テントの中で塗りやすく手を洗う水も必要ないチックが出て無いのと、価格・効果がこなれているのでフェイタスばかり使っている。
フェイタスと同等品のゼノールチックも値段によっては選ぶ事もあるが、こちらはメントールの刺激が強烈すぎて、初めて使ったときはシュラフの中で数分間悶絶した。(笑
どちらにせよ効く薬が必要なんだ。
よくジムでシリアスフィットネスとかシリアストレーニーとか、シリアスという言葉を使う。
ランニングでもシリアスランナーなんていうくくりもあるようで、この真面目に取り組んでる連中向けの商品というものがある。
俺が歩き旅をするとき、本当にシリアスな毎日になってしまう。
自分の実力の無さもあるが、アリビエートはこういう時に使用できるレベルの商品では無い。
使用法の書いてあるサイトなどを見ると、風呂から上がって塗る・風呂に入る前に塗る、そうすると次の日は筋肉痛知らず!
わーー、すっごーーーい!
って感じなんだけど、こいつらまともにトレしたことないべ。
ウエイトトレーニーでもランナーでも格闘家でも、練習後のクールダウン・ストレッチと入浴での血行促進で、翌日の筋肉痛の軽減を感じたことの無いトレーニーは居ないだろう。
血流を増やすこと、筋肉を回復する栄養を摂る事、しっかりと睡眠をとり体を休めること、これが筋肉痛軽減の法則なのである。
別にクリームを塗るから筋肉痛が来なくなったわけではない、風呂に入る全身の血行促進効果と、肌に塗ってポカポカする程度の血流増加とを比べてみることだ。
で、いよいよ佳境なんだけど、俺の旅は風呂にも入れない夜があるんだな。
30kmも荷を背負って歩き、テントを建ててもウエットティッシュで体を拭くくらい。
こんな日でも筋肉痛はやってくるし、アキレス腱なんかがピキピキしてる日だってある。
こういった深刻な状況を改善するのが医薬品なんだな。
血行促進成分だけでなく、消炎鎮痛作用のあるフェルビナクやジクロフェナクトリウムが入っているから、効果もあるし安心して使えるんだ。
こんな時に風呂上りに塗る程度のねずみ講クリームなんて持っていってみなよ、次の日も脚はバキバキ、下手すりゃ怪我にもつながるだろう。
誇大広告・誇大宣伝の騙しのテクニックは、シリアスな人間には通用しない。
昨日のブログでも、靴選びにネットで調べ全部履いて走って試す事までしたと書いたが、真面目に何かをやるにはモノに対しても真面目にならなければいけない。
ねずみ講をしてでも儲けたいという気持ちはわかる、何かをしていないと不安になる気持ちも判る。
だからこそ真面目に取り組むべきじゃないだろうか。
自分を見直すというのは嫌な事だが、改善していかなければ前には進めない。
心に対してのテクニックを使わずに、モノを見るテクニックを身につけよう。
心だけ偽らずにいれば、行動も正しく真面目なものになっていくはずだ。
出発日決定! 2010.4/12
しょうたび!
正太郎の日本一周歩き旅
http://shoutabi.web.fc2.com/index.html
ホノルル完走を目指す友達
ピヨピヨさんのブログ。
ぴよぴよランド。
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