脆い生活基盤

昨日はごった返していたジムだが、今日は全くいつも通りの閑散具合であった。
背中と二頭筋の日だったが、やっとデッドリフト95ｋｇ×12回×3セット出来た。
夏までに1種目でも100ｋｇ越えする事を目標にしていたが、なんとか達成しそうである。
ベンチを体重以上は絶対無理だけど・・、つーか胸と肩が異様に弱いんだよな。

で、すっかり疲れきってノンビリ帰る駅前で、パジェロのチビオッサンが、2人組の駐車監視員に食ってかかってた。
俺は胸の内で、ガンバレ公僕！クソ路駐に負けるな！とエールを送っておいた。
この場面から様々な問題が見えた、ソレが今日の本題である。

その路駐してた場所は、駅の線路下のパーキングチケットの場所だった。
そのバカは金払うべき場所で、金を払わずに済ませようとした横着者なのである。
それを指摘した、正式な法の執行者に対して食ってかかる行為は無法者、こいつは犯罪者だ。
まぁ、浅い話はこのくらいにしておこう、ただ、このように自分の理論しか持ち合わせないクズは、世の中にゴマンと居る事を認識しなくちゃな。


このオッサンは土方の親方風の格好をしていたんだが、多分その通りであろう。
普通の土方はパジェロなんて乗れないからだ、こんな平日から車転がしているのは会社の金で買ったか、仕事で使っているからである。
でもパジェロじゃなくてもいいよな？今や首都圏では不整地どころか砂利道すら見ないからな。
だったら何か？それはチビのコンプレックスだからだ。
こいつはチビを悔しさのバネにしないで、簡単に金で解決する方法を取ったのだ。
だから、監視員に食ってかかるのである、チビでも大物ならば金などに頓着しないし、公共の場所で惨めな醜態を晒す愚を知っているからである。

そうそう、こういう奴に限ってガソリン税率反対！とか抜かすんだよな。
本当に車が必要で、オンボロ中古の軽に乗り換えて、それでも生活できずにもう車を手放さなきゃいけない、というレベルになってから言ってくれ。
俺なんてバイク3台をスクーター1台にまで縮小したしな。
そもそも俺の部屋のＰＣ前からヨドバシアキバのプラモ売り場まで、ドアtoドアで1時間で行けるんだ。
そんな都会で車乗ってる無駄を考えた方がいい、旅人の俺は日本各地の山やひなびた峠を見てきたが、そういった場所の住民は総じて軽トラに乗っている。
安いし使えるから軽トラ、この割り切った乾質な男らしさが本来（戦国期まで）の日本人だったんだ。
金だけ持ってモラルも目的も無く、車に依存してるバカは単独事故で死んでくれ。
この1台残ったスクーターの月の燃費、約￥3000が10万になるんなら俺もガソリン税に大反対だ、それまでの値上がりは全く当然だと思う。

国策として二酸化炭素排出を控えないといけない。
なぜかは世界が滅びるからだ。
でもそれを理解できる庶民に日本国の教育は育てていない。
だから値上げで車離れガソリン離れを狙っている、という側面も見えるからな。
エコ運動とか言っても知らんぷりだろ？バカ民草は。

にしても、大渋滞させてまでガソリンスタンドに並ぶ、そのガス代が勿体無いだろバカ！
職場でもスタンド3つ回ってやっと入れたとかいう自慢？してたオッサンも居たな。その前に一つ覚えの吹かし癖を直せば、20％は燃費削減になるのに。（笑
大体今回の値下げだって年換算にすれば、12分の1ヶ月で8.3％、値下げが150円から25円で16％、100×0.083×0.16で、年間のガソリン代の1.3％分なのだ。
その1.3％が惜しいんなら、庭にセメントでタンクでも作って備蓄しろよ！
1年経てばで甘い香りがして腐るけど。（笑

先を見れば化石燃料系レシプロエンジンなんて、あと30年ももたない事くらい理解しろ。
この現状がどれだけ切羽詰っているのかが理解できないから、自分の甘さを棚に上げて生活というお題目を唱え続けるのだ。

コンプレックスを無くすには変わるしかない。
モノを買い、着飾っても裸の王様にしかなれないんだ。
努力すれば誰でも理想の自分になれる、世論に流されて自分を見失う前に、自分のコンプレックスに対峙してみよう。
風呂場で貧弱な体を凝視してもいいし、広辞苑を開いて自分の無知を嘆いてもいい、今すぐに腕立てでもスクワットでも試してみればいい。
本当の自分が判ったら、ネットで検索すればいい。
そういう何かが始まるＧＷになればいいよな！
俺がタバコをやめたのは、
2年前の5月5日だったっけ。ｗ