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伊勢市駅に着いたのが14時半くらい。
さっき適当に調べたネカフェを目指して歩くが、なかなか無い。
30分くらい歩いてどうもおかしいと思い、小さな公園でバイオを開く。
なんと一本南の道を歩いていたようだ・・・。
トボトボと駅まで戻り、観光案内所で安い宿を聞こうと思ったんだけど、この駅に観光案内所は存在しないらしい。orz
(外宮前にありました。
仕方がないのでなるべく安そうなホテルを探すと、駅前にいい感じに寂れたビジネスホテルがある。
昭和の臭いがぷんぷんするエレベーターでフロントまで上がると、これまたいい感じのおばちゃんが居た。
値段を聞くと3900円、5千円までなら出す気だったが、そういやこういう所って中高生以来泊まらなくなってて、相場が判らなくなってたようだ。
案内された部屋はタバコでえづいた俺が吐きそうになる臭い。
まさに昭和の安宿である。w
これからメシがてら伊勢神宮の外宮だけでも見てこよう思ってる。
放浪の旅にはふさわしい町である。^^
意外な所にガンダムが!
しかし塗料も剥げてスカートのアーマーも取れてる・・。(泣
外宮の本宮前、巨大な宗教施だが城よりも興奮しないのは、いたしかたがない。
検索したら15時前に伊勢市駅着なので、半日かけて移動という事になる。
暇だからついついココの更新とか、この先の城のリサーチとかしてしまう。
バッテリーもあっという間に半分に。(^^;
ここは世界の亀山モデルの亀山。
ウチがこないだ買い換えた新型液晶TVもアクオスなので親近感がわくんだけど、曇ってるせいか寒寒しいとしか・・・。
駅そばも無いのでキヨスクでビスケット買って缶コーヒーで流し込んで昼飯。
こんな思い通りにならなさは、歩きに比べれば楽しめる範囲。(笑
一両編成?
大津の路面殿舎は4両編成とかだったのに。
あまりに普通な旅姿(爆
コレ書いてたら電車がやってきた、どうも勝手が違ってこまるが、車掌さんに聞いて乗り込めば問題なし。
しかし琵琶湖線の遅れで乗り継ぎが変な事になってたらしい。
みんな走って大津線に向かったようだが、地元民じゃない俺はのんきに歩いてしまった。
ホームに着いた時に電車が出ていった・・・。orz
まぁ、旅の空にはこれも味。
こうでもないと草津に滞在(?)する事もないし。
とは言いつつ、あと30分以上も冷たいベンチに座ってるかと思うと。(^^;
観音寺城が見えてきた。
ここは瓢箪山古墳。
前方部なんだけど道しかない、ほんとは左側の藪も古墳。
観音正寺に登る石段、ここまで車道を4km登ってきたから辛い。
観音正寺から奥の観音寺城へ向かう。
ここから観音寺の写真。
えらい巨石の石垣、しかも面もきっつちり出てる。
全然知らなかったけど、佐々木六角氏の築城技術はかなり高いようだ。
登っていっても石垣で止められる、という構造。
しっかり連郭になっている。
こんな石盛りがあったけど何だろう?
櫓にしては位置が微妙な感じだし、発掘で出た石をここまできれいに積んでおく事はないだろうし。
池田氏館跡、にしても広い。
詰めの城としてはありえないくらい広い平坦地だ。
六角氏の豪族支配力はかなり衰えていたらしいが、人質の意味だったんだろうか。
それならばここまで広い館を与えたとも思えないし、下手すれば反乱を起こされるもんな。
こんな事を考えながら城を歩くのが楽しい。w
桑実寺からの下りも大変、石積みが大きいのだ。
ようやくありついた戦国焼き定食。
減りすぎの腹に染みて本当に旨かった。
さっき電車に乗った所で時間があるので、途中でぶつ切れになるかもしれないけど更新する事に。
時間は朝に戻り、安土の駅から観音寺城に着く前に、瓢箪山古墳という遺跡があぅたので、そこを見てから登城した。
歩きで登る場合、普通は観音寺山の山麓を瓢箪山方向の右に曲る所で、真っ直ぐ桑実寺に登っていくんだが、俺は山を正面に見て右の観音正寺から山に登る。
遺構はなくても山容を眺めたり、もしかすると何か見つかるかもしれないからだ。
まぁ、そんな楽しみをするのも、体力が有り余っている若いウチだけかもしれないが。
その回り道の途中にあるのが瓢箪山古墳で、これは4世紀中頃の佐々貴山氏のものらしい。
平地に張り出した尾根を削って作られた、古式ゆかしいタイプの古墳だ。
前方後円墳なので、前方部は平地側、後円部は山側となる。
これは後円部の方が盛り上がるというお約束のせいで、簡単な工事で作るしかなかった地方豪族、それに時代の制限がかかるんだな。
山の形を変えるほどの土木技術は未だ無かったんだ。
ココは跡から安土の博物館で、棺のジオラマ展示で中の埋蔵品が見れたんだけど、かなりガラガラな感じだった。
古代からの古墳は、盗掘を免れる方が珍しいらしいから、これも仕方がない事、しかしkなりの勢力だった事は事実らしい。
ぐるっとまわって山道を歩いて行くんだが、コレは当てが外れすぎた。
きちんとした地図を見てなかったから、適当な所で登山道に入ると思っていたが、結局山の端の方まで4kmも車道を登り、それからきつい石段を300mも登って観音正寺に到着。
ここでナメてかかったせいで買ってなかった水分を補給、ゲータレードを飲みつつ一服してから観音寺城の本丸に向かう。
いきなり本丸だったからココしか無いの?とビックリしたが、ここは最頂部で、ここから山麓にむかって郭が連続していた。
そうそう、ここでは登山道の発掘調査をしていた。
既に本丸などは発掘が済んで整備されているので、今後の発掘で新たな郭や道が出来ていく事だろう。
しかし本丸しか無いと思った精神状況で、この城を見たのは大正解だった。
みんなにはネタバレになるので申し訳ないので、観音寺城に登る予定のある人はこの続きは読まない方がいい。
まず、郭の一つ一つが非常に大きい。
本丸の規模からその下の郭を想像していたから、それ以上の重臣屋敷が出てきて驚いた。
しかし、それだけで終わらないのが凄い所、この城は本丸以外は重臣の屋敷になっているので、近世城郭のように二の丸・三の丸という概念がない。
もちろん山城なので傾斜が大きく、大きな郭を3つくらい、という土地が作れないからだけどね。
最近は平山城ばかりだったから、山城の連郭城郭をおもいっきし忘れてた。(^^;
事前に調べてなかった事もあって、次々と現れる曲輪に進むにつれ、どんどんヤバイ精神状態になってた。(笑
城からは桑実寺から下りたんだけど、石段に足がガクガクしてかなり疲れた。
桑実寺は拝観料が300円かかるんだけど、ここの城主だった佐々木氏が寄進した仏像や、南北朝時代の本堂など見る価値がかなりある。
本堂横にあるベンチから小さな庭を見ながら休足、山にある庭がいいのは空気のせいか、山容の借景があるからだろうか。
山から下りて前の記事を書いた文芸の郷では戦国焼き定食を食す。
戦国時代にタマネギとピーマンがあったかは判らないが、豚肉と野菜の鉄板焼きにすりゴマを散らしてあって、山登りでペコペコになった体に染みた。
それから信長の館と博物館を見学、うるさいジジババの集団が居て閉口したが、こういう団体さんが金を落としてくれるので施設が存続するので、あまり文句をいっても悪いかな。
博物館から出たら雨が本降りになってきたので今本日は終了。
久々の誰もいない山城での一日は最高だった。
ただ、今日の観音寺城は、駅から信長の館まで一周して3時間ほどかかったし、比高が300mある山道もちゃんとした足ごしらえが必要だ。
これからの時期は下草も無くなるし、今日は15時くらいまで半袖で丁度いいくらい、山城に登っても汗だくにならないので、旅行のさいには近くの大きな山城に登ってみては?
最後にいままで登った中でオススメの山城。(バイクや車で行った方が楽
滋賀の安土城、言わずものがな天下の名城、最近は街自体が観光に力を入れてる。
滋賀の小谷城、ここは本気で大きい、麓の幼稚園で地図がもらえる(10年以上前であいまい)
山梨県の要害山城、麓から歩くのはつらい、躑躅ヶ崎館(武田神社)とセットで。
島根県の月山富田城、毛利家に滅ぼされた尼子氏の本城、寂れた川沿いの集落も味がある。
岡山県の備中高松城、下の駐車場から送迎バスが出てるので楽に登れる、日本三大山城。
大分県の岡城、滝廉太郎の荒城の月のモデル、もの凄く高い石垣。
今日は9時過ぎに出立、琵琶湖線で安土までやってきた。
しかし今日は安土城がメインではなく、観音寺城を最初に登城してみる。
詳しくは夜にでも書くが、10時過ぎに駅に着いてから3時間は山道を歩いた。
これも全山回ってこの地域を知ろうとしてるからなんだけど、かなり疲労した。
観音寺城は日本最大級の山城ということだが、確かに納得でああった。
これから信長の館を見て、安土城はどうしようかな?といった感じ。
城の山から下りてきたところでポツッと雨が落ちてきたので、雨が振りしだい帰るかも。
安土城は石段の城だし滑ったりしたらことだからな。
それにおれの場合一度見た城って、絶対に行きたい!とまでは思わなくなるもんなんだ。
初めて見る驚きは得られない気がするからkな?
なんだかんだと安土を満喫しております。w
出発日決定! 2010.4/12
しょうたび!
正太郎の日本一周歩き旅
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ホノルル完走を目指す友達
ピヨピヨさんのブログ。
ぴよぴよランド。
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