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今日は朝からいい天気、庭で1時間ほどタンニングをした。
ここんとこボディビルシーズン真っ只中なので、ジムでは超真っ黒の兄さん達が目に付くようになってる。
俺は天邪鬼な所があるから、逆にあんまし焼きたくなくなってるんだよな。
ただ、白くならない程度に維持していくだけにしようと思ってる。

さて、何を書こう。
特に何も無いんだが、さっき妹とばあさんの遺産のことを話してたら、えらく希望的な予測を言っていたのでビックリした。
こないだ買った新築マンションをもらおうとしてるんだぜ!

もう5年以上も前になるが、何かのついでにばあさんの家に寄った時、なぜか小遣いをくれてさ。
20歳を越えてた俺は、そんなのいらんから、どうしてもくれたければ妹にあげとくよ、と断わったんだ。
人から施しを受けるような男は最低だからな。
人からもらう癖を付けると、不労所得を得る事に抵抗なくなってしまう。
自分で努力をする事がなくなってしまう。
実際、いい年こいて遊びに行っては金を借りる従兄弟の話を聞くし、妹も何かにつけ遊びに行ってたみたいだしな。
自分から金をくれる人に会いに行く、なんて恥ずかしくて出来んよ。


さて、俺は遺産の事を話しているが、それは母親が楽を出来ればいいと思ってのことだ。
2年間の旅の間、俺から家に入れる金は一銭も無いから、金銭的に余裕が無くなるかもしれない。
だから、帰るまで心配をせずに暮らせる位の金が、相続できればいいと思う。

思想的にひどい潔癖症の俺。
いつか母親が死んだら、全ての遺産は妹にやろうと思ってる。
その代わり、俺は妹と袂を別つだろう。


昨日発売のiPhoneに長蛇の列を作るバカを笑う事無かれ。
宝くじを買ったり、投資にうつつを抜かして損したり、金にまつわる失敗談は多いが、ほとんどがスケベ心で手を出し始まる。
嘘は泥棒の始まりと言うが、射幸心は成長の妨げになる。
運だけで体がでかくなればジムなんかに通わないで、いまだに毎日タバコと酒に溺れて威張り散らしていただろうし、日本一周もいつかやるさ!という夢物語として、職場のヨタ話のネタ程度にしかなっていなかっただろう。
下らない物に執着して、自分の人生を生きられない奴は多い。
その物っていうのはカネや地位や名誉も含まれる。

夢への努力や苦難こそ、最大の生きがいだ。
自分にしかない生きがいがあるから、俺の人生だ!ってことじゃない?
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今日もトレは順調、というか胸の日は唯一気楽に出来る日である。
ベンチをしなくなってマシンにしてから肩の痛みも無いし、筋肉を追い込む痛みはあれど部位が小さいから、それほど苦しむ訳ではないのだ。
目ん玉ひん剥いて必死こいてやってるけど。(笑

そうそう、さっき知らない番号からの電話があってさ。
親父が失踪して以来、思い出したかのように番号非通知の電話がかかってくる。
ヤクザの方からの探りもあるだろうし、親父からかもしれない。
ただ、そんな下らない事に関わってるヒマは無いので。非通知は着信拒否、知らない番号は取らない事にしている。
荷物が届く日は別だけどな、最近は宅配便も居るかどうか確認してから来る事が多い。

で、さっきの電話番号を調べたら、群馬県の嬬恋村らしい、殊勝にも固定電話でかけてきたのだ。
しかし、俺に嬬恋村に友人は居ない。
そして今日はばあさんの葬式の日。
親戚筋のどこからか死んだ情報が親父に漏れ、迷惑かけまくったお詫びでもしようと電話かけてきたのだろう。
と予想したんだが、どうだろう?
観光地なら流れ者が身を隠すにも楽だし、群馬なのも関東圏から出れない田舎者らしくもある。

自分に都合良く生きてる奴らは、謝れば許されると思ってるし、変わりましたと言えば変わったと思ってくれると信じている。
2度目以降は信じちゃいけない、2度遅刻した奴は3度目もするし、それに騙されて許してくれる人を探している。
無意識のうちに騙すカモを探しているんだ。


今日は葬式と言ったが、俺はトレーニングに行った。
トレやアニメなどの趣味に生きてるから、自分ではのんびり自適に生活してるつもりなんだけど、改めて見れば休み無しに行動し続ける日々だ。
だから毎日ブログに書くことがあるし、職場では常に違う話をする。
飽きもせず情報を追ってるし、情報の波にもまれている。
自分の成長にとって無駄な、人の為の余計な時間を取られたくない。
こないだ書いた90万の時計を買ったリーマンとかな、そいつが新しい事もせずに腐り、人間的魅力が無くなれば俺の興味は無くなる。

旅に出たいのは自分の成長の為だろうな。
自分自身へ内向し続ける時間が欲しいと、常に思ってる。
俺の20代はやりたくない事をして、社会と自分の関係を見直す時間だったんだろう。
30代の俺の為に流れを変えようとしている。
今からやる事で未来は変わるんだ。
昨日、母方のばあさんが死んだらしい。
今朝、トレに行く時に玄関で母から聞いたんだが、全く感慨も起きずにジムに行った。
今日は初めてのデッドリフト115kgで、12・11・8回となかなか順調であった。

それよりも、GジムのTシャツに、うちのジム名が入ってるバージョンが出ており、嬉々としてその限定アイテムをゲットしたのが、一番の出来事であった。
今住んでいるマンションに越してきたのは10年以上も前、それまで転勤族で各地を放浪していたからか、今の地元への心理的依存が大きくなっている。
そんな状態の俺に、地元の名前が入ったTシャツは、是非ともGETしなければいけないアイテムだったのだ。w

なんか話がそれたようにも思えるが、人間の心のつながりというのは、どれだけ住んだかによったり、どれだけ心が通じ合ったかによるという、ひとつの例である。
今回のばあさんの葬式には、もちろん出席しない。
俺のように老人は死んで当たり前と思っている人間が、葬式に出ても誰も嬉しくもないだろう。
ばあさんは89歳まで生きた。
まさに大往生。

俺は自分の生への執着を、日増しに強くしている。
自分という存在は消えたら終わりで、人生が一度しか存在しないと心底理解し、畏れを抱いたからだ。
だから自分のやりたいように生きるし、人とのいざこざで殺されたくないから、スグに謝ったりケンカを起こさないようにしている。
トレーニングも形を変えながら一生続けたいが、それも動けなくなって植物状態で生きたくないからだ。
それだけ気を使って生きても、多分89歳までは生きられないだろう。
長寿をまっとうした人間に言うことなど無いんだ。


血縁というシステムは今までの社会的通念であった。
ならば、元家族に借金を背負わせて逃げ続ける、俺の父はどうなるんだ?
子供どころか孫まで道連れに、ハンマーで殺した家長の老人は、血がつながっているという安易な常識しか、持っていなかったんじゃないか?
血というものに甘え、家族や血縁を何しても許される共同体にしか思わない、自分勝手さを見直す時期なんだと思う。
核家族化をしても起こる家庭内犯罪の抑止に必要なのは、家族ですら全くの個人同士であり、お互いの生を尊重し合わなければいけないという認識なんだ。

悲しみという感情を持たない、と言っている訳じゃないのを補足しておくと。
今死なれて悲嘆にくれるのは、母親と妹だと思う。
この二人とはずっと一緒に暮らしていて、現在も3人でなんとか生活レベルを維持している状態で、居なくなられると本当に生活できなくなるからだ。
その他の人々の死は心情的に無関係だが、殺されたり傷つけられたなら話は違う。
傷つけた人間や組織を一生許さないし、死んだ者の無念を思うとやりきれなくなる。
痛みほど苦しく惨めなものは無い。

ただ、自分の死は死ぬほど悲しい事だ。
いくつで死んでも世の中でこれほど悲しい事はないし、還暦までは生き延びないと、死んでも死に切れないだろう。
本当の悲しみなんて、本人にしか判らないものだし、本人が判ってればいいと思う。


20年以上前に死んだ、ばあさんの旦那のじいさん。
まだガキだった俺も出席したその葬式で、周りの大人がみんな泣いてて、思わず俺も泣かないとまずい気がしてさ。
その後しばらくして母親に叱られた時に、あの時泣いてたでしょ?と、なじられてさ。
別に泣きたくもないのに泣いてやった自分を、とりあえず周りに合わせて自分の意志を殺した自分を、その時鮮明に意識したんだ。
子供心に二度とそんな下らない行事には、参加しないとも思ったものだ。

自然な死は天寿だから、心のままに送ってあげればいい。
それ以上の不幸や涙の演出は、死者への不敬だよ。
今日は胸の日、サクッと終わらせてNIKEのアウトレットにでも行って、夏の旅の衣装を見繕ってみようと思ってた。
が、最後の腹筋3種目をやりながら思い出したんだ、昨夜メットの中のスポンジを、洗濯物で出していたことに。
このメットのスポンジは脱着式でいいんだが、いつでも洗えるとたかをくくってしまうので、本当に臭いに我慢できなくなってからしか洗わないという代物。
ようやく我慢の限界が来たと思ったら、買い物にぶつかるとは!
仕方ないので今日は買い物を諦めて、久々にタンニングマシーンを使ってみた。
そういや4月ぐらいが最後だったっけ?
前は週に2回必ず焼いていたんだが、旅資金の為の緊縮財政のお陰で、真っ先に削られてしまった。
あと5回分ある券を、今日で2回、7月中旬で2回、8月の初めに新しい20回券を買い2回、というペースで焼いていこうと決める。
あとは晴れの日が増える事を祈るだけだ、とは言っても8月中旬の歩き旅で、メチャクチャに焼けてしまう事は確実なんだけどね。
歩き旅だと一日中外で照り付けられっぱなしだからな・・・。orz

まぁ、そんなかんなでジムから帰って風呂でさっぱりし、酒を呑みながらTV録画を楽しむ。
肴は旬のイサキの塩焼きと、お好み焼き(エビ玉)と、チキンカツ、それとフランスパンのスナック菓子。
酒の方は、ティーリキュールの残り100ccを小岩井純水みかんで割り、栗リキュールの残り250ccを牛乳で割り、ビスコタベビー200ccをロックで頂いた。
こんなに色んな酒を呑んでもちっとも酔わないのが、甘い酒の利点である。
昨日はK-1もあったし、ケージマッチとかいう総合格闘技もあっあたので、消化し終わった今は15時過ぎ、一日がかりで呑んで見て楽しんだのであった。(^^


さて、本題までで紙面の半分を費やすという暴挙を繰り広げているが、これは複線を張りめぐらしての事でもあるので、ご容赦して頂きたい。


ここから本題なんだが、若者の消費離れが進んでいるという話をニュースでやっていた。
昔は酒と遊びで貯金なんてしないリーマンだらけだったんだけど、今の若者はきちんと貯蓄に回したり、自分磨きに使っているという事らしい。
ここで不思議に思うことがあるんだが、俺は浪費家ではないんだろうか?
車は買(え)わないし、外で酒を飲む事は無い、友達と遊ぶ事も年に2回程度。
これだけ見れば、すっかり今時の若者だ。
しかし、海外からプロテインを数万単位で買ったり、月の給料分の旅道具を買ったりする、酒を呑めば意識不明になるまで止まらないし、PCやメットなんかは一番高いスペックの物しか買わない。
これはサブカルチャーが肥大しモノが溢れ、庶民の嗜好をコントロール出来なくなっている、というだけの事じゃないのか?

例えば、アニメのDVDを毎クール数本買ってるアニオタは、3ヶ月で10万はDVDを買ってしまう。
グッズや雑誌などの関連商品も数多あるから、ソレこそキリが無い。
車の維持費は、安い2万程度の駐車場で我慢すれば月4万程度かな?
最近の車事情はわからないけれど、その程度の趣味を持ってる奴はいくらでもいるだろう。
実際、筋肉トレーニングも年間50万以上はかかるし。
しかし、バカな大人は車はどうですか?高い買い物しましたか?としか聞かない。
自分達の価値観が違う世代が出てきた事に対して、全く抗体をもっていないのが老化の原因だ。
世の中は常に変わっていくのだ、今までと同じ消費形態で計る事なかれ。

しかし、若者の飲酒が減っている事には文句を言いたい。
今朝ジムに行く際、高架下に大きなゲロの塊があった。
更にジムの前の踊り場に若者が寝転んでいた。
ジムのお姉さんにどう?どうなの?と聞いたところ、酔いつぶれて動かないとの事だった。
若者が酒に溺れず品行方正にしていていいんだろうか?
俺も高架下のゲロのように、地元駅まで帰り着いて安心して吐く、という事を繰り返したバカ者だった。
昼間っから吐くので、近くの店の人にバケツを借りて、自分で流して処理する事も幾度もあった。
しかし、そういうバカをして酒の怖さを知るのではないだろうか。
意識を失う怖さがあるから、無謀な飲酒運転をしないし、酒は家でしか飲まなくなる。
人は過ちから学ぶものなのだ。
そういう経験の少ないままオッサンになり、酒や女にはまって身を持ち崩す奴が多すぎる。
天下国家を語る官僚諸君の居酒屋タクシーがいい例だ、若い時に勉強しかしてないから、銀座や六本木のバカ女にはまる。
そんなの10代のうちに見聞しておけば、あんな下らない事を楽しめるバカにはならない、というしっかりとした価値観が出来るのだ。

さて、若いうちはよく金を使い、イロイロな事を知る事が大事だ。
という所で今回は〆たいんだが、コレも伏線であるんですなぁ。
いや、アウトレット用の臨時予算を引き出しに行ったら、もう42万しか銀行に入っていなくてさ・・・。
今月は50万目標だったんだけど、まぁ、若いうちはイロイロ経験しなきゃね!



↑マクロスFのランカちゃんの「ねこ日記」聴いて落ち着いてーなー。w
ここ2日ほど職場で他の部署に応援に行っている。
とは言っても日常的な作戦ではなく、新しい作戦区域の立ち上げなので、初めてのことばかりだ。
どちらかというと、土方作業の〆みたいな作業だ。
これは来週も続く嫌な作業、馴染みの仲間が居るから楽しい日々にはなってるが。

で、そこに俺の部隊の隊長、副長、俺ら下っ端3人が派遣されたんだ。
ソコに待っていたのは3~5人のスーツ着用の上級将校。
自分より高位の職位を持つ者は、全てザコ扱いのロコン様(笑)としては、恰好のネタ場となってしまった感がある。(笑
今日は明日呑むはずのウオッカをチビチビやりつつ、久々の暴言でもやってみる。
たまにはいいっしょ?w


まず、そいつらの指揮能力の低さ。
実戦指揮官として経験ある者ならば判りきってる事だが、部下の人心掌握が全てというのが大原則だ。
しかし、そいつらは部下の士気を揚げるどころか、作戦のブリーフィングすらしない、更に自分の名も明らかしない。
これは一体どういうことなのだ?
俺はいつも、くだけて乱雑な物言いをする。
しかし上司下僚、年の上下の区別無く、和と常識をもった関係になるようにしてる。
その中で先輩面になってしまう事もあるが、それを後輩が苦痛と思わないようにする為の、人間的な魅力を出しているつもりである。
ニッコリ笑う事もそうだし、ちゃんと意見を聞く事もそうだ。
だれだって神ではない、間違いや無知は存在するのだ、自分も同じ人間で同じように弱いと言わなければいけない。

それから、作戦に対する改善能力の低さ。
俺はこの2日で5個の案を出した、それは全て取り入れられた。
改善策は作業的ロスを減らし、肉体的疲労を減らす、その効果から部隊に余裕が生まれ、新方式の説明に必要な意思疎通で、連帯感すら深まる。
こういう改善は、理に適った理屈から生まれることだ。
最初から理屈を失った中間管理職の人間は、自分で判断や改革を興す事が無い。
全ては上からの意思を汲む事と、下僚に対しての伝達でしかないからだ。
そこには自分の意思どころか、物理的法則すら存在しない。
彼らは万物と同じ重力を受けながらも、ワガママを言う幼児化した上司の法則にのっとり、全ての行動をしなければいけないのだ。

クズ上司連中の取った行動は、そのまま教科書に出来るほどステレオタイプなものだった。
俺は常々、自分より年下の人間から侮蔑されるなんて判らない
と言っているが、その侮蔑される行為でしかなかったという事だ。

人的魅力とはなんだろうか?
人は認められる事を欲する動物だ
つまり、人として認めて欲しいのだ、暴言を吐かれて傷つくのは、相手に否定されたからなんだ。
キリストは隣人を愛せと言ったが、それは人間関係の構築において絶対必要な事として至言。
そういう精神を持てというよりも、そういう行為をすれば、人間関係が良好になるという意味で真理を突いているからだ。
人的魅力とは他者を認め、他者を受け入れる事の出来る器を指すのである。
漢の高祖劉邦、大徳の劉備玄徳は皆も知っているだろう。
彼らは人を邪険に扱わないという一事で、天下を取り、後世に名を轟かせたのだ。


バカ上司の親玉は、ハンドポケットで下っ端3人の仕事振りを眺めてた。
それを俺達はどう思うのかと考えない時点で、背伸びしまくった哀れな人間の精神構造は計り知れるというものだ。
そう、いよいよ本題、彼らの本質だ。

この日本には、国会議員や官僚と財閥を頂点として、職位のヒエラルキーが存在する。
それは基本的に一代限りのカースト制度と考えてよく、完全世襲でない以外にはピラミッド型権力構造そのものである。
しかし、俺達はそれに異議を唱える。
たかだか職位に人生をかけるなんて、まっぴらご免なんだ。
だからウエイトトレに夢中になるし、日本一周もする、その先も好きな事だけを好きなだけやる人生だ。
こういう人間は自己と理論で生きていると言える。
つまり、上司が空を飛べと言えば、無理だ!と答え。
媚びへつらえと言えば、バカかお前!と切り返す。

こういった物理法則を無視し、腐った日本社会と職権に振り回される愚か者は、自分と職位を切り離す事が出来なくなり自滅するしかない。
定年を迎えてた後、無気力なまま死を待つ奴らがそうだし、若いアンチャンにイチャもんつけて殴り殺される中年リーマンがそうだ。
どう考えても若者の方が粗暴で体力があるのに、職場でゴマをする若造リーマンしか見てないからな。
若者=自分達のようなゴマすりリーマン予備軍くらいにしか考えていない。
俺だって5才下の奴らの無軌道っぷりにはビックリするのにである。

自分の事を測れなくなったらオシマイだ。
皆には本当の実力を磨いて欲しいと思う、それには割に合った努力が必要だ。
生き様に合った、自分の感性に合った好きな事に夢中になって欲しい。
体を鍛え筋肉隆々になりたいのに、家で腕立て10回やるだけじゃ無駄だし、大多数の人間から認められたいのに、家に引きこもって夢を見ててもしょうがない。
理論的な努力を続ける事で、今の自分と目標達成の道のりが明確になり、過剰な自己修飾をせずに、ありのままの自然体で生きていける、。
背伸びする事は無いが、今の自分のまま何年も耐えて生きる事はない。

そういう当たり前の概念を持って生きて欲しい。
他者に笑顔で受け入れられ、認められるような人になって欲しい。
俺もそう在りたいと思って努力してる最中だ。


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押さない奴は企業奴隷として、死んだ時に悔いの残りまくる無駄人生を送ることでしょう。
クズと言われない為にも、さぁ、さぁ!押すべし!!!
おねげぇだあ~~よぉ~~~。

昨夜、職場であった出来事を書こう。
俺の仕事は日が変わる頃から、翌日の朝8~9時までの肉体労働である。
肉体労働とはいえそんなにきつくはない、頑張れば家に帰ってから、ウエイトトレに行ける程度の労働である。


夜が明けはじめた頃、長い休憩を終え、後半の仕事に取り掛かろうとしたら、職場の構内の道路の真ん中に鳥が佇んでた
暗くてよく判らなかったが、いつもの鴨かと思い追い払おうとしたら、ジタバタと這いずっている
コレはなんぞ?と、後ろを歩いていた同僚に、見るように促す。
この同僚は60過ぎの鳥見が趣味の老人だ、ここではまんまトリ老人と命名しておく。
トリ老人「これはウミナギドリですよ」
ロコン「珍しいの?」
トリ老人「あんまり人の居る場所には来ないですねぇ、沿岸に浮かんでる鳥です。昨日の台風で飛ばされたんでしょう、骨が折れてるのかも。」
ロコン「こんな所に置いておいたら轢かれちゃうよな、ちょっと端に寄せておこう。」
こんな具合で、弱った鳥を保護したのであるが・・・・

そのあと、後半の仕事を2時間ばかしこなし、短い休憩に入った時には、なぜか、おかしな事態になっていた。
会社の上の方が、その鳥はどっかに捨ててこい、と指示したらしい。
と、いち早く休憩に入り本を読んでいた俺に、トリ老人が憤慨して話してきた。
俺はこの会社ならやりかねないと思い、それならば、部隊の内輪で処理してしまうんだろう、とも思ったんだ。
まともに考えれば、対応は下に一任なんだから、みんなで次善策でも話し合うだろうと。

群れるのが嫌いで、いつもMP3プレイヤーを大音量にし、一人で本を読んでいるんだが、その曲間に下卑た笑い声しか聞こえなかったのが、引っかかってはいたんだが・・・。


その休憩が終わった後に道具置き場で、一番若いK君が、
「トリ老人がヒートアップしちゃって大変でしたよ!」
と、あまりにも無垢で醜悪な笑顔を向けてきた。
「お前らがおかしいんだ、トリ老人が正しい。」
そう答えるだけの声すら、怒りでまともに出せてたかどうか。

その後の作業もトリ老人と一緒だったので、休憩中の事をイロイロ聞き出したんだが、3ヶ月ほど前に配属された隊長が、
「だって俺たちが殺すわけじゃないからさ、アハハハ!」
ってのたまったらしいからな、トリ老人が、
「そうじゃない、沿岸でイカとかを捕ってる鳥を、森に返しても死ぬだけだ。」
と反論しても全く取り合おうともしなかったらしい。
休憩中、他の数人の同僚は、皆一様に老人を笑いものにしていただけだから恐れ入る
その場に誰一人として、命の大切さを説く者が居なかった。


一羽のウミナギドリの生死という事実で、その場の数人の本質が照らし出されてしまった。
平凡な日常では、トリ老人は仕事の出来ないダメ労働者である。
しかし、彼は成すべき時にすべき事を知る、生きるに値する男だ
日々人並みに仕事をこなせる常識人達は、死を前にしてる弱い者を救う事を放棄し、鼻でせせら笑う本性を見せた。

俺は今月末で勤続6年になるんだが、長く居すぎて見失っていた事を思い出させてくれた。
二度とこの場所に戻りたくない、二度とこんな所にいる人達と会いたくない。
気づいてしまったから、早く日本一周に出る日がくればいいのに、辞める日まであと何日、としか思えない時間を過ごさなければいけない。
今日は、毎日通うこの小さな社会との間に、二度と塞がれない溝が出来た日かもしれない。


「最初に助けようとした時に噛まれたよな、痛くなかった?」
仕事をあがる頃、そう聞いた俺に。
「本気で噛んだわけじゃないですから、痛くないですよ。」
「そうなの?」
鳥もそれくらい判りますよ、危害加えられたわけじゃないのは。」
そう言い放ったトリ老人の横顔を、思わず年相応の敬意をもって見つめた、五月晴れの眩しい朝だった。

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出発日決定! 2010.4/12
しょうたび!
正太郎の日本一周歩き旅
http://shoutabi.web.fc2.com/index.html

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