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地図上の距離 26.9km
万歩計の距離 30.50km 46929歩
支出 12361円

9:30 今朝はサロンパスでノドをやられ、ラーメンのコッヘルを倒してマットにこぼれ、右での中指をテントに入った小砂利で切るなど、最悪の出だしだった。
それにえらく疲れていて、このまま寝て一日過ごして体力を回復させようと思いながら、テントの中でボーっとしてると、数台の車が入ってきた。
なんでこんな所に?と思っていると、少年野球の子供達がワラワラとおりて来た。

まさに不審者の俺、子供に悪い影響を与えてしまうから、あんまり長居する訳にもいかんので、無理やり撤収する事に。
好奇心の強いお父さんの一人とイロイロ話をして、ゆっくりしていってください。と言われたんだけど、こっちが気が引けるからね。
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10:40 そろそろ出よう。
しかし、子供達があーだこーだと指導されているのを見て、俺は自由なんだと少し気が楽になった。

10:40 雨に降られながら歩き横川に着いた。
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やっぱり横山と言えば峠の釜飯でしょ。
途中のコンビニでオニギリ2個、パン、サンドイッチを食うも、普通に釜飯一個¥900を食す、食い足りない。(笑
つーか、おぎのやはメチャクチャ儲かっているな、釜の多さが半端無い。
この辺りはコンビニ程度しかないので、安中のスーパーでの物資の補給は欠かせない、飯はコンビニがあるので補給は可能。
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16:00 坂本宿の峠の温泉に入った、¥500でこの施設は立派だ。
横川とセットになった観光地だからなのだろう、ここらに霧積高原(きりづみ)などという地名もあるが、本当に霧ばかりの一日だ。
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この後旧18号に戻り、コンビニ(7~21時)で飯を買い、宿になるような場所を聞き、神社なんかいいんじゃない?と教えられるが、まだ時間が早いので、愛宕城と言う旧中山道の方を目指す。
愛宕城はただの山だ、みたいな事をいってた店主の話をちゃんと聞いておけば良かった。
と、後悔するのはここからである。
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17:30 坂本の宿を越え、旧中山道を登り始める。
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↑この看板の呑気さに騙されて・・・。

↓歩き始めて15分、この道が登山道である事と、水が1Lを切った事を知り、野宿が不可能だと悟る。
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雨と霧と闇の山道を歩くのに、スニーカーは余りにも心もとなかった。
歩かなければ進まないので歩く、登る。
30分ほどで東屋が見えた、ふと寄ってみると雑記帳が置いてあったので、人寂しいので書き込みをする。


その後は恐怖と感動でゴッチャな数時間だった。
10mほど先の道の真ん中に、高さ50cmくらいの白い影がフッと現れ、ダッシュで逃げてったり。
北条の家臣で松井田城の大道寺政繁が、豊臣秀吉の北条攻めの際に作った堀切りで感動したり。
ここは北陸の上杉景勝や、信州の真田家、つまり幸村、それに前田利家なんかも全員通った道なんだ!そう考えると震えがきたよ。
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そんな感動は長く続かず、途中の一つ家という看板に、ここに老婆が住んでおり旅人を苦しめた、なんて書いてある。
こういう時は、時代ぐらい書いておいてよ・・、10年前とかまで想像しちゃうから怖すぎるでしょ!

恐怖に取り付かれたくせに、妙に冷静な俺はMP3の電池が気になり、少し音量を下げた。
ここには車も通らないし、デカイ音で聞く必要も無いしな。
で、歩き始めた時に後ろから、カチャグアチャとなにかが迫って来る音が聞こえる!!!
無意識に足を速めると、更に音は激しく迫ってくる。
思わず、うあぁぁ、と短く叫んでしまった、ここまでで約5秒くらい。
で、恐る恐る後ろを振り返ると・・・。
何もいなかったよ。

実は背負っていた水の2Lペットがザックの一番上にあり、しかも残り少なくてチャポチャポ鳴っていたんだ。
音楽聴いていたから気づかなかったけど、ずっと鳴っていたんだ。
こういう所で何か変えるのは良くないな。
ただ、声に出して恐怖を吐き出すと、気も晴れるのがいい。

その後、山賊の待ち伏せしていたという看板を読んで周りを見回し。w
朽ち果てた車やお化け屋敷化したプレハブなんかも現たが、何事も起こらず、一気に熊野神社まで歩ききった。
途中の写真は、霧しか写っていなかったり、暗すぎて何も見えなかったりで使い物にならず。
光源一つ無い闇だと、映しようがないんだろう。


しかし、この後がまた大変、ふもとの軽井沢までは7.5km。
山道を8kmも歩いた後に、アスファルトの下りとは、完全に足が壊れるルートだ。
しかも全然電化されていないから、街灯なんて一本も無い。
結局登りが下りに変わり、山道がアスファルトに変わっただけで、霧と雨で前が見えない暗い道を歩く。

ここでも感動は収まらず、街灯が見えただけで光のありがたさを感じ、別荘地の生活臭で人の温かさを知った。
数時間の山道だったけど感化されやすいのか、完全に山に住む野人の思考になってた。
ていうか夜の霧雨を抜けて人里に下りてくるなんて、妖怪かなんかだろ。(笑
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22:00 ありとあらゆるものが珍しく、現れる景色を眺めてるうちに軽井沢に到着。
宿はツインしか空いてなかったけど、背に腹は変えられないので¥8000払い、やっと乾いたベッドに寝っ転がる。
ここまで腰を下ろしたのが別荘地の看板の所だけだったので、4時間以上歩きっぱなしだった。
全身ずぶ濡れな体をシャワーで温め、グダグダと深夜までTVを見る夜だ。


18日は移動だけで終わった。
10時にホテルをチェックアウトし、午後の2時には行徳の我が家で、ビールを飲んでる・・・。
軽井沢まで8日かけた旅は、1時間の新幹線待ちを含めても、たったの4時間で幕を閉じたのだ。
支出 5540円
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地図上の距離 20.5km
万歩計の距離 20.376km 31350歩
支出 2722円

今日から4日くらい雨になるらしい、泊まって天気予報を見ておいて良かった。
雷雨になると言っているので、川原は危ないだろう、ただ、これから山に入っていくので川沿いくらいしか土地が余っていないんじゃないかな・・・。
雨だと靴が濡れてマメが出来やすくなるのが問題だ、まぁ、のんびりやっていこう。

10:40 歩き始めて1時間ほど、国道17号を歩けばいいものを、渡った先に歩道が無く、川を渡って対岸まで出てしまった。
すると、対岸のサイクリングロードが17号と離れていくではないか!
まぁ、分岐した碓氷川沿いなので、この川さえ渡れれば目的の18号に出るはず。
そう信じて歩いている、山からの風が涼しい。
日差しは強いけど楽しんで歩けそうだ。
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13:00 全然進んでいない、安中のベイシア(大型スーパー)で酒、サロンパス、昼飯を買った。
初めての買い食いである。
もう暑すぎて自力で作る気力が無いのよ、のんびり行こう。

14:30 安中の旧中山道を歩いている、途中妙に偉そうなチャリのオッサンに話しかけられるが、何も起こらず、何もする気が無い、暑すぎる!
しかし、急に雲が出てきて、風も強くなってきた。
雨が降ってくるのだろうか、この暑さから逃れられるなら何でも歓迎する。

15:00 いきなりバケツが引っくり返った。
すざまじい雨だ、でも、まだ安中、この集落を出るにはあとどれくらい?

19:00 今日はとんでもない日だ。
まず大雨の中、小中学校の裏にある小さな児童公園を見つける、が時刻はまだ16時、このまま暗くなるのを待つのもしゃくなので、ふやけた足を引きずり磯辺温泉を目指す。
しかし、これが大惨事を生む事に。

大体あたりをつけた川原は公園ではなく、磯部温泉所有のグラウンドゴルフ場だった。
と、そこにいた犬の散歩中のオバサンに、ここらでテント張る場所無いですか?と聞くと、この川を渡った所に総合運動場があると言う。
あ、芝が見える。
で、そこまで川の中の飛び石を伝って行けると言う。
さっきバケツが引っくり返ったばっかりだけど、まぁ、石も見えてるし、と思って行ってみる。
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渡りはじめると、石は完全に濡れてコケでヌルヌルしてる。
最初の4つを渡るだけで1回滑った・・・。
この調子で真ん中なんか行った日にゃとか思ってると、既に濁流に呑まれてる岩があるよ!
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急ぎながらも慎重に引き返す俺を見て、そそくさと帰るオバサンの後ろ姿に、場末の温泉街の女の悲しさを見たのであった。
仕方ないので18号方面に橋を渡って帰り、公園に向かうが、実は公園の場所は崖の下。
地図を見てるとゴチャゴチャしていてよく判らなかったんだが、下りるには大きく迂回するしかなかったのだ。

先も見えずにずぶ濡れの足を引きずり、なんとか高台から降りると、そこには工業団地と野球のグラウンドがあった。
俺の好きなアスファルトもあったので、ここを宿にする事に。
しかし時間は18時、まだ明るいのでテント張りを控えていたら、本日二度目のバケツが引っくり返った。
中途半端に出していた荷物もろともずぶ濡れになってしまった・・。
そうそう、初めてのテントのハーフキャノピーを使ってみたが、雨の日には本当に必須のアイテムだ。
ただ、ペグを打たねばいかんので、グラウンドからベンチを持ってきてアンカーとした。
モノは使いようである。
ハーフキャノピーがあっても風と雨が入り込む荒れ模様、今夜も安眠とはいかなそうだ。
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地図上の距離 34.0km
万歩計の距離 33.74km 51913歩
支出 8085円

6:00 昨夜はかなり熟睡できた、2回しか起きなくてすんだ、が、今日は高崎までは無理である。
何とか無理やり歩いてしまおうとも思っているんだが、足がかなり限界なので、ペースが上がらないだろう。
さんまの蒲焼に続いて、今夜はシーチキンを入れた袋がテントの中で破けて、オイルの池を作っていた。
最近の省エネは強度すら無視してるのだろう、まず破れない薄い袋を作ることが先だろうに、お題目しか目に入らないバカ日本人は嫌いだ。
今朝は島原そうめんを、ゴマだれシーチキンで食す、なかなかイカす。
テントの中も暑くなってきたし、そろそろ出ようか。

7:00 さぁ、水も2L+900ml積んだし、準備万端、既に日は高く30℃くらいだが、今日は長袖着用怖くない!いざ!!!
そうそう、このノート(メモ帳)シャーペンを付けると表紙がドンドン破けていくのね。
次からは表紙をプラのメモにするか、シャーペンを替えるかせねば。

7:30 急に家の鍵の所在を確認しようと思い出し、ザックを漁り始めたのが不幸の始まりだった。
無い、無い!とザックの底まで舐めるように見ても無い!
20分もして完全に諦め家にtelして、善後策の新鍵発注を頼もうと思い、ケータイのや電池の入ったポーチを開けたら、なんか小さな袋が・・。
アーー!手のひらほどのポーチは2分割ではなく、中で4つに分かれていたのであった。
振り上げた拳をそのまま下ろすのもしゃくなので、そのまま家にtelしてもだれも出ねーし!ガクッ。
折角準備万端きっちり詰めた荷物も、テキトーに詰めなおし出発するわ。

昨夜の尾島の祭りあとを通る。
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34kmも歩くの?
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9:00 東照宮の前の寺にある戦没者の供養塔の前で、靴を脱いで休んでいると、そこは邪魔だからどけと言われる。
どこならいいの?と聞くと、とにかく客が来るからダメという。
答えになってねえよバカ、素直にベンチの1つでも置けばいいのに、こんな観光地は要らない、二度と来ねえよ!
と、怒りにまかせて歩き出そうとしたが、尿意をもよおしたので裏にある東照宮に寄ってみる、と、そこは便所もベンチも木陰もある素敵な場所だった。
こちらは風も抜け、蚊も少ないので、ぜひ東照宮だけは行くべきだ、先を急ぐので資料館は見ず。
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11:00 新田館跡の寺を見る、ここいらは世良田と言って徳川家の発祥の地でもあるし、北に行けば足利もある、つまり武士の本場なんだな。
確かに遠くに少しだけ山が見えて後は平坦な原っぱが続いてるだけ、つまり、隣村なんかにスグに行ける訳で、ワーッと攻めちゃえる奪えちゃう物が、明確に見える土地なんだと思う。
いつかそういう武士や中世の観点を中心に、北関東をゆっくり見て回りたいものだ。

12:20 子供の森で休憩しようと思ったが、その手前にあるセーブオンの脇から入った所にある、ゲートボールの出来るような広めの公園を発見。
奥の所に水場があったので、昼飯休憩とする。
昼までは調子がいいんだけどねぇ、足はもう限界きてる、なかなか水の抜けない親指のところのマメを、昨晩爪きりで大きく切ったのも間違いの一つだ、常に痛む。
あと、虫刺されを掻くので、足がボコボコになってる、足首なんてもうタダれた状態。
夏の虫除けは必須だわ、休憩のたびに食われまくって掻きまくる、夜寝ると蒸し暑くてメッシュを開けて風を入れる、そうすると、お外でキンチョー(電池式)の効果も無く食われる、この繰り返しの毎日だ。

14:14 やっぱり氷晶シャーペットはイイ!この時間帯をやり過ごすにはコレ必須。

16:22 玉村町を通過中、高崎まであと10kmほどとなった。
21:00までには付く筈なので、10時間以上ゆっくり出来るはず、バス停の高崎行きの看板についつい目が行ってしまうよ。(笑
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18:00 調子よく歩いて残り3kmで高崎駅東口の看板まで来た。
日も雲に隠れ風が吹いてきて気持ちがいい、しかし、足の裏は少し無理をしたので、マメが3箇所とも更なる進化を遂げていた。
あとはのんびり歩くべ、自転車道化した歩道なので、広くて平らで歩きやすい、が、ベンチが草に埋まってるのはどうかと、ちゃんと整備しようぜ高崎市!
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そうそう、ようやく独り言が出始めた、こうやって自分らしさが出てくるのがいい。
仕事なんかで自分じゃない自分を演じなきゃいけないような毎日を送っていると、いつのまにかそっちの無理してる自分が本性になったりするよな。
だからオッサンは虚勢ばかりでバカなんだろうし、老後は虚脱してしまうんだ、こうやって年に1回でも本当の自分を取り戻せればいいよな、そういった事でも長旅を積極的にしたほうがいい。

21:30 東横インにチェックイン、ネットでコメントの書き込みをして部屋へ。
シャワーを浴びて、ロビーに降り無料のカレーを食い、外にビールを買いに行く、つーか高崎は都会だぞ、人が沢山居る!
ずっと河川敷だっからな・・・、ビールでのんびり、いい日だワッショイ!
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地図上の距離 32.4km
万歩計の距離 32.52km 50032歩
支出 4043円 


5:20 昨夜のマメはちゃんと穴が開かなかったらしく、また水が貯まっていたので、安全ピンで抜く。
朝からヤンキー風のあんちゃんが釣りに来たくらいで誰もおらず、とりあえずメシを食い歯磨きを済ませる。
今日は利根の湯まで行こうか、明日は高崎で一泊したい。

6:30 テントをたたんでいると、ハルクホーガンのような白髭に作務衣、グラサンに黄色バンダナという、奇抜なじいさんから声を掛けられる。
そのじいさんと友達のじいさんと30分ほど、この辺の事やなんやらを話す、すると旧道の354号にコインランドリーがあるとの情報を得る。
地元民が一番詳しいからな、ここらの名所として茂林寺という寺に分福茶釜があるという、昔話は詳しくないので、はてなんだったっけ?
そうそう、もう昨日になってしまったがTVチャンピオンの無人島王になった兄ちゃんを、奇抜な方のじいさんがガキの頃から可愛がってたらしくて、クレジットカード位のカードを見せてくれた、王者の証なんだろうか?名詞なのか?
昨夜仕事に出る前にTV見てたらたまたまやっててさ、群馬のランボーと紹介されてたが、じいさんと雰囲気が似通っていたのに笑ってしまった、じいさんも若い時からイロイロ行ったらしいが、こんな奇抜な人達が生まれる地柄なのかもしれない。

7:30 コインランドリーで洗濯、¥300の洗濯機があるのに目に入らず、¥800の洗濯機を使ってしまった・・・乾燥入れて¥1000也。orz
にしてもお盆のさなかに変態の恰好して、墓参りの家族が手をあわせている墓地の横を通るのは悲しくなるな、前々から人でなしなのは判ってはいるんだけどさ。

9:50 354号沿いの東部公園で休憩、調子が良くないので休憩は多めにしていく、ただ、ここで右足の足首を毛虫に刺されて腫れ上がってしまう。

12:00 茂林寺で分福茶釜を見る¥300、ここはいい風が抜けるので、縁側でのんびり休憩させてもらった、なんか田舎の家に帰った感じで落ち着く寺だ。
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13:00 明日の宿の為に¥20000おろしておく、近藤運動公園という公園が354号から見えたので、メシ休憩にする。
大きな木が陽を遮ってくれ風が抜けて気持ちがいい、くちくなった後はベンチに横になって午睡を楽しむ。
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15:00 休むところが無いので道端の日陰に座り込む、こうなってくるとるとヤバいよね。(笑

16:20 大泉警察署の前のシートベルト検問はマジでビビッた。
ブロック塀の影から警官が現れるのは心臓に良くない、挨拶をして通り抜ける。

20:30 利根の湯を探しながら歩いているんだが、大気が不安定になってきて右側、つまり北側にさかんに雷が落ちている。。
雨が降る前に利根の湯に!と思いながら歩くが全然無い、あれか?と思う施設があったんだけど、200mほど奥まっていて、浄水場とかいう看板しかないので、面倒で通り過ぎる。
そうやって先を急いでるうちに、尾島の交差点で354号が通行止めになってる、なんか人が多くなってきたと思ったら、祭りをやってるらしい。
なんだか判らんうちに祭りの中心部に向かってるらしく、沿道の店先に座ってるギャラリーの注目を浴びてる、なぜかお祭りモードも高まってきてねぶたを写して豚玉焼きをほおばる。
つーか、上州人は雷に慣れすぎているのか、ゴロゴロ鳴ってるのに若い女の子が浴衣でキャアキャア楽しんでる、雷が怖くて道を急いだ俺には考えられないのん気っぷりだ。
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18:50 このあたりで市長の挨拶が始まった、ねぷたの本場の弘前の市長も来ているらしい。
俺は暗くなって宿も探しづらくなってきたので、早々に退散する事に。

この後は、総合運動場を目指したんだが、2km以上も歩かなければいけない。
しかし、祭りモードが抜けないので、途中のローソンでスーパードライ350缶を買って飲みながら歩く。
疲れにほろ酔いで訳が判らなくなりながら歩きながら、セーブオンを発見、思考が飛んでるので光に集まる虫のように吸い寄せられた。
で、群馬の詳細地図で運動公園より近い南公園を見つける、地図上での広さも申し分ない。
しかし、2つ目の信号を曲がるはずが、さっきのセーブオンの交差点からなのか忘れてしまい、無駄に曲がって道を間違えたりと、最後までやらかした。

今日の宿は、不思議な建物のある公園。
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今日は祭りの前から公園まで全く休まなかったので、マメを全部作り直してしまった。
それとツーリングマップルは歩き旅には向かない。
縮尺がバイク用なので距離感がつかめないのと、背中のザックに入れていると見るのがおっくうになってしまうのだ、なんか考えんと。
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地図上の距離 28.0km
万歩計の距離 28.22km 43416歩
支出 2116円 

暑い、7:30なのにテントの中がサウナのようだ、つい10分前までかかっていた雲が取れたらコレだ。
昨夜はアリのお陰でメッシュを締め切ったテントに風が入らず、しかも道端から100m離れているにも関わらず、さえぎる物が無いので爆音カーに起こされたりと、あまり眠れなかった。

今日は朝5時頃から起きてメシ食ってダラダラしてたんだけど、肌休めにとピタシャツを長袖に替えたんだが、曇り空だったのでノースリーブに替え、更に晴れたので長袖に替えた時、赤いノースリーブのNIKE Proがビリッと破けてしまった。
日に焼けてヒリヒリしてる肌にピタシャツを着込むだけでも痛いのに、何回も脱ぎ着してイライラしてきた、とっとと長野を目指そう。

8:15 出発 昨夜と同じファミマで冷凍メロンシャーペットをかい、飲み歩きながら利根川を渡り茨城入り!
そういえば千葉県の一番左上の尖ったところが関宿町なんだよな、初めて来て知った。

10:00 新利根川大橋の下で休憩、今までと同じ距離で風呂に入れる!
ベルトをきつく締めた背負い方だと、背中の疲労がメチャクチャ溜まる事にようやく気づく。
イロイロ変えながら歩いてはいるが、このザック(Z55)は合わないのか、やっぱモンベル?

11:00 東北新幹線の高架下にいる、つーか、はえー!新幹線とは国家事業なのを改めて思い知った、素晴らしい、しんかんせん!
それはともあれアニメソングがむかつくなぁ、熱く!とか、負けない!とか、えらい大変な事をしてるような歌詞なんだ、まぁ、比喩表現なんだろうけどさ・・・。
暑い川原で死ぬ思いしながら聴くもんじゃないな。

13:00 いちの湯で一息ついた¥650とコーヒー牛乳¥110
マメが両足の親指と人差し指の間に出来てしまった、アシックス・ニューヨーカーの特性なのか、ソルボ(中敷)入れてるから、足が前傾?になってるのも原因だと思う。
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14:00 ちょっと寝てから出発、古河公方跡ででもメシにしようか。
ピタシャツを濡らして着てみたが、けっこういいかも。

15:45 古河公方跡を見てきたけど、移築された民家しか無かったのでちょっと残念、でも、1600年代のモノなので充分面白かった。
ここの管理人のじいさんと話したんだけど、
「よく歩いて見て回ってるんですか?」
「そうです、古河公方って本でしか読んだ事の無いんだけど、この場所かと思うと更に知識も深まるし、歴史を肌で感じられるからいいですね。」
と述べると、いい趣味してますね。
と嬉しい褒め言葉をもらってしまった。
旅してて初めて褒められたかも、歴史探訪なんて基本的に奇人系の趣味だし。
古河公方を知ってる奴の方が少ないよ。(泣
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16:40 郊外のメインストリートは店が多く、ついつい寄り道をしながら歩いてしまう。
やっと渡良瀬川を渡った!カスリーン台風(昭和22年)での堤防決壊の碑のベンチで足を乾かす。
段々曇ってきて風も出てきたので、すごしやすい。
ただ、足は結構キテるけど・・・、500ccしか水を持ってないからスーパーと公園があったら終了?

18:00 渡良瀬川の土手を抜けてすぐ、今日の目的の館林まで14kmの看板を見て、ヤル気が一気に萎えた。
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やっと群馬に入った、354号は想像以上に歩道が無い。
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今日は板倉の水郷公園を宿にしようかと思う、それまでにスーパーなんかあるかな?
水なら公園にあるか。

21:00 今日はとことん最悪な日だ。
前半の良い面を後半でことごとく潰して行った。
まず、無謀な計画とリカバリーの下手さ、館林まで行けば、なんとかなると思い込んでいた事がまずかった。
それから川を渡ってからの店の少なさ、それに、水郷公園への道も判らなくなるほどの、暗くなってからの狼狽だ、354号は街灯が全く無い道だったのだ。
あとは装備の不備、昼に食べたさんま缶を入れたスーパーの袋が破れていて、ザックの中が広範囲に汚れてしまったのと、汚れ物の服を入れておいたスタッフバッグが暑さで発酵して、今までかいだことの無い程の悪臭を放っていること。
インフラ自体が完全におかしくなってる。
サックの大きさがモノに対してギリギリなのと、ザック形状がいびつなので、初心者の俺には詰め方が良く判らないのが原因だ。
それに暗くなってからは休まずに無理して歩いたので、右足のカカトにもマメが出来てしまった。

21:40 家に電話をしておいた。
マメが安全ピンで刺してもスグに塞がってしまうので、ネットで見た糸を通す方法で治療してみた。
糸のお陰でドンドン水が抜ける、これはイケてる。 

明日は無理せずインフラを整える事に専念しよう。
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地図上の距離 20.5km
万歩計の距離 19.95km 307701歩
支出 1787円 

6:45 良く寝た訳ではないが、ダラダラできるのがイイ。
肩の痛みが出てきている、食い込みすぎなんだろうか、早く慣れればいいんだが。

頭が痒すぎるので、炊事場の水で洗ったりとマッタリ過ごす。
今日は3組ほどの若者の軍団がコテージに泊まり、3個のテントが持ち込みエリアに建っている。
総じてキャラクター性や生活スタイルの出やすい所なのだろう、集団によってあからさまに様式が違う。

8:10 8時から用意をして出ようと思ってたんだけど、間が持たなくて準備完了し出発。
9:20 川間という駅の辺りの市街地に入って迷ったが、川間郵便局前でバス通りだと判ったから安心した。
このまま真っ直ぐで関宿の博物館だ!バスに乗りたいのは我慢。w

10:30 ポツポツと雨が降ってきた所で関宿市民体育館発見。
トイレを借り足休めにロビーの椅子で休む、こんな不審者を追い出さないゆるい施設で良かった。
Z55(ザック)は、更に肩ベルトを締めて密着させるようにして、ザックと一体になるようにしてる。

11:00 結局日枝神社脇から、江戸川サイクリングロード(左岸)に戻った、国道は歩道が狭くて歩きづらい。

30分ほど歩くが江戸サイは暑すぎる、道の両側の草が背丈ほど伸びていて、風が通らなくて熱気がこもる。
暑いけど何も無い道端で靴を脱いで足を乾かそう。
あまりの暑さにスパッツ一丁作戦で、更なる変態の高みへ昇る事にする。
人差し指の付け根が痛い、マメが出来てそうだ。
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12:45 とても単調だ。
左腕を焼くヒリヒリとした痛み、両足裏に血がたまった鈍い痛み、足首両ももの単調な痛み、広背筋と背骨の張った痛み。
両側の草は逃げ道も無く茂り、日影を探しても見渡す限りに何も無い。
こうなると内に向かうしか無くなる、何で旅するのだろう。
何で歩くんだろ、こんなにつらいのに。

13:40 関宿橋の下はサイコー!
5kmほどの道を12時台をかけて歩いた後に辿り着いたソコは天国だった。
あまりの快適さにマメの治療をし、足腰にゼノールチック(湿布薬)を塗りたくり、シーブリーズを焼けた肌にかけまくる。
日陰がこんなにいいものとは思わなかった。
調子に乗りまくって自分撮りまでするはしゃぎようだ。
が、世の中そんなに甘くない、全く掃除していない橋の下で過ごしたので、白いスパッツがドロだらけ、両足は埃だらけ。
でもいいんだ、ホコリまみれのコンクリがとっても冷たいから!
パスタゆでて昼飯。
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15:00 関宿城博物館の4F(天守)で一休み、冷房効きすぎで気持ちがいい。
15:30 博物館を出てすぐの住宅地図で、「青空ひろば」というキャンプ場を発見!
今日の予定地は、利根川渡って10kmはあるからゲンナリしてたんだ、関宿町サイコー!

16:00に青空ひろばを発見したんだが、鈴木貫太郎記念館で受付をどうのこうの、と看板に書かれている。
誰も居なければ自由に使ってもいいとも書いてあるが良く判らん。
どうせ200m程ファミマまで戻り、メシを調達する予定だったので、記念館に向かう。
すると、事務所のおじさんが予約を。予約を。とうるさい。
ここに誰も占有してなけりゃ自由にいいよって書いてるよね?と聞くと、いいんだと答える。
何だいいんだと思ったら、紙を出してきて予約してくれと言う。
まぁ金も出さないで好き勝手しても可哀相なので書いておく、で出発時間は10時!王様のキャンプだ。(笑

この鈴木貫太郎記念館は凄い。
普通に見て歩けば5分とかからない位の広さで入場は無料。
しかし、昭和天皇の子供服とか、海軍兵学校の成績表(全員分)とか、聞いた事はあるけど実物は、といった資料だらけだ、流石は終戦時内閣の首相だ。
WW2(第二次大戦)に興味のある人は、近くに寄ったら絶対に見ておいたほうがいい。

さて、昨日とは全く逆で広大な広場を一人で使える事になった。
ここでも大はしゃぎし、テント設営も忘れ、一人撮影会&飲み会を始めてしまった。
今日は冷たいビールとウオッカのぶどうジュース割り、それにドンタコスにメロンパンという手の抜きようだ。

テント張って一息ついて気づいたんだけど、小さいアリがワンサカいる!
なぜかテントの中に入りたがるらしい、小1時間で20匹は追い出した。
それと道路からさえぎるものがあまり無いので、爆音車が通ると寝付けないかも・・と思ったら、裏側にある農家の牛が鳴いてる・・・。
関宿酪農の父の鈴木貫太郎に、感謝すればいいのか恨めばいいやら。w
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出発日決定! 2010.4/12
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